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崖の上のポニョについて [映画・ドラマ]

ポニョ.jpgポニョ、ポニョ、ポニョ 魚の子~
皆さん、「崖の上のポニョ」を観られましたか?と言う自分は、まだ見ておりませんが、近いうちに見たいと思っております。どんな映画かと思って、公式HPを見ると、監督である宮崎駿さんのコメントが載っていました。そして、気になる文が、、、それは、”キリスト教色を払拭して~”です。あー、やっぱりと思いました。それは、宮崎さんの、精神的な背景、哲学を知ってはいましたが、このようなコメントの仕方には、正直がっかりしました。この映画が、アンデルセンの「人魚姫」をモチーフにしていることは解っていましたが、もしそうならば、元の作者である、アンデルセンに対し、最低限の敬意を示すべきで、アンデルセンが、最も大切にしてたであろう、彼の信仰を、このような形で、否定しながらも、自分の世界観を、その中に、入れ込むというのは、何とも、失礼なのではないでしょうか?また、宮崎さんの根底にある世界観は、実は、すべての生き物は、みな「母なる海」から来た、というものであり、これは、実は、あの進化論者である、ダーゥインによるものですから、彼は、西洋の近代的な思想にどっぷり漬かっていると感じました。しかし、ダーゥイン自身は、晩年、自分の提唱した、進化論は、間違っている、と否定したとも言われており、何よりも、彼は、必ずしも、聖書を否定する形での進化論を提唱したのではなく、つまり、神の存在を否定するために提唱したものではなく、神様の存在を認めつつ、しかし世界の創造の課程は、進化論的なものだったのではないかと考え、その研究を発表した,とも言われています。恐らく、宮崎さんは、西洋文化=キリスト教文化=反自然的(自然を破壊する、大切にしない)、逆に日本を含め、東洋文化=非キリスト教的=親自然的=理想的な文明、との図式を持っているように感じます。しかし、このような思想、発想は、短絡的で、キリスト教文化の本質を見てはいません。聖書は決して自然を破壊しろ、とは教えていません。それよりも、自然を、神様の被造物として、また、その管理を委ねられた者として、誠意をもって治め(管理、監督)なさい、と命じています。まだまだ日本における、キリスト教、また、聖書的な世界観に対する誤解が少なからずあるこのを見、少々残念ですが、火のないところに煙は立たず、とも言いいますので、過去のキリスト教に対する反省が必要かと考えます。まだ、実際に映画を観ていないので、これ以上のコメントは控えたいと思いますが、同時に、そのような視点をもって、見に行こうかなとも思っております。映画を観ましたら、感想等記したいと思いますが、すでに映画を観られた方の感想などもお聞かせください!

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コメント 2

ってか

見てないんかい。
映画見てから書けよ。
by ってか (2008-07-27 23:34) 

お。

そんなこと、おっしゃらないで、優しいコメント書きましょうよ。崖の上のポニョ、、。アメリカで大ヒットしたんですよね。え。キリスト教を追い払う?映画の裏にそんなことが、、。
by お。 (2014-01-26 22:01) 

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